転職活動で正規雇用されるための手順

どうしてもやりたいことがあり、大学時代には体育会系の運動部に所属していたために忙しくてとれなかった資格を取り、就職したいとのことでした。
その仕事に主人は向いていそうだなと私も思い、子どもを抱えながらも、応援することにしました。
それまでの仕事は、とにかく忙しく、ストレスも大きい仕事で、体が心配だったこともあります。
また、これまでより少しでも家庭にさける時間がふえるなら、多少お給料が下がってもいいとも思えたからでした。
最近は転職がそんなに珍しいことではなくなったようで、当時住んでいた地域のママ友のなかにも、うちの主人も転職したのはもう三度目よ、とか、いま主人が仕事をやめて求職中で家にいるの、とか、兄が仕事を辞めてから一年間も仕事が見つからず、妻も子どももいるのにしばらく無職だったのよ、という話を聞きました。
私も仕事をしていた頃、20人ほどいた同期たちも、半数以上がもう別の会社に転職しています。
主人の会社の場合はそこまで多くはないものの、ちょっとずつ同期が離職しており、時代の流れなのかと私も驚いたほどです。
転職活動はやはりなかなか大変
しかし、転職活動はやはりなかなか大変なことでした。職種は絞っていたので、そうたくさんのところに面接などしたわけではありませんが、やはり、まだ前職についているころに、求職活動をするのは大変そうでした。
また同時に、資格をとる勉強もしなければならず、前職はかなり忙しい仕事だし、てんてこ舞いでした。
本社が少し遠くにある場合、面接にとおくまで行かなければならないとか、台風で電車が動かずその日は行けなくなるということもありました。
次の職が決まってから、会社を辞めるのが手順としてはいいのでしょうが、やはり働きながらの求職活動は困難を極めます。
前職が忙しいならなおさらで、それでも、どうしてもこの仕事がやりたいのだという強い心が大切だと思いました。
主人の場合は、運よく、資格取得前でも正規雇用してもらえることになり、ホッと一息ついたのでした。
今は、転職先で新しい仕事を始めながら、資格取得ができるように、通信制大学にも在籍し、試験を受けたり、スクーリングに出席するという、また多忙な日々ですが、やりたいことがやれるようになり、とても充実しているようです。
仕事は何をするにも大変だけれど、自分の理念や希望にあうところで働くのは、やはり素晴らしいことなのでしょう。